水耕栽培~2.初めての種まき~

水耕栽培とは

土を使わず、専用の液肥だけで植物を栽培することができる水耕栽培は、明るい窓辺に容器を置いておけば色々な植物や野菜を育てる事ができますので、室内栽培に向いている栽培方法です。

勿論、大きな大地で降りそそぐ太陽の下で栽培する土耕栽培に比べれば、全体的に株は小さくなるかもしれませんが、ミニトマトなどは実が付くとお部屋のインテリアにもなります。

また室内での栽培だから食べたいときに窓辺で食べたい分だけ摘めば良いので、移動の手間もなく収穫を楽しむ事ができます。

室内栽培の条件

植物を栽培する為に必要な条件は、水・光・空気・温度・養分の5つです。

水耕栽培を継続し失敗を繰り返しながらも収穫に至った私から言えるのは、この内最も環境を整えなければならないのは、光(強さ・長さ)と温度ではないかと言う事です。

水や養分は液肥で十分補えますが、日照条件は室内温度にも影響するので、それぞれの野菜の特性に注目して適合した物を選ぶ必要があります。

陰性植物と陽性植物と半陰生植物とは

植物を分類するときにはいくつかの方法がありますが、日照条件に着目した分類では、太陽の光を十分に浴びた環境で育つ事の出来る陽性植物、直射日光の当たらない日陰で育つ陰生植物、半日あるいは木漏れ日やレースのカーテン越しで育つ半陰性植物の3分類があります。

家庭菜園で栽培しやすい野菜は以下のものになります。

  • 陽性植物:(ミニ)トマト・ナス・トウガラシ・ピーマン・エンドウ・ミニ白菜
  • 半陰生植物:イチゴ・ホウレンソウ・コマツナ・カブ・リーフレタス・シュンギク
  • 陰性植物:ミツバ・セリ・ミョウガ・クレソン・ニラ

水耕栽培でお勧めの野菜

初めて水耕栽培をする方なら、是非お試しいただきたいのは春ならリーフレタス、秋ならカブの栽培です。

どちらも陰性植物なので、東南よりの窓べであれば植物育成ライトを使用しなくても良く育ちます。

 

東南から南向きの窓辺で一日6時間以上の光を確保する事ができるのであれば、陽性植物のミニトマトやナスの栽培も可能かと思います。

私の場合は東南向きの窓辺で、半陰性野菜であるリーフレタスや、コマツナ、カブなどを栽培していました。

 

 

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